 |
江戸時代末期に本場薩摩から加賀に苗が持ち込まれた時から始まったとされています。弊社がお届けする五郎島金時は、農作名人と呼ばれるたった一人の匠が、耕作に適した水はけの良い砂地で丹精込めて、苗から作り上げたものです。一般の五郎島金時と異なり、やや色あせて赤黒く、見かけが悪く細身で不揃いですが、一番美味しい時期を見極めてお届けいたします。焼き芋にするなら、時間をかけじっくりと弱火で加熱するとすぐにただ者ではないこの金時芋の素性がお分りいただけるでしょう。こうしたやり方は今風ではないかも知れません。しかしこの作風を高く評価していただけるお客さまがいらっしゃる限り匠は作り続けます。天下一品のサツマイモと自負しています。 |
 |